J-クレジット制度とは

温室効果ガスの排出削減量や吸収量をJ-クレジットの創出として国が認証する制度です。
2023年3月から、水稲栽培における中干し期間の延長による温室効果ガス(メタンガス)削減に取り組むと、地球温暖化対策への貢献としてJ-クレジットという形で追加収入を得られるようになりました。※1-1,1-2

J-クレジットの制度の「水稲栽培における中干し期間の延長」の説明画像

J-クレジットに取り組む3つのメリット

  1. 地球温暖化対策貢献できます!
    国が正式に効果を認めた方法で温室効果ガスの排出削減に取り組めます。
  2. 追加収入受け取れます!
    水稲栽培における中干し期間の延長によって、J-クレジットが創出された場合、追加収入を受け取れます。
  3. 初期費用ありません!
    J-クレジット申請に必要な審査費用(100〜200万円)は、申請・販売事業者の負担となります。

収入の受け取りまでの流れ

  • 収入受取までの流れ
  • 必要な記録
収入の受け取りまでの流れのイメージ
  1. お申し込み(このページ)
    • 申請・販売事業者3社の中から1社をお選びください。
    • お申し込みいただいた方限定で、ご入金額の算出方法・手数料率の比較情報をお送りいたします。
  2. 申請・販売事業者との契約締結
    • お申し込み後に(1)の申請・販売事業者、またはアグリノート・サポートチームからご連絡いたします。
    • ご連絡内容に沿って(1)の申請・販売事業者とご契約いただき、必要な登録作業をお済ませください。
  3. 中干し期間の延長
    • 水稲栽培における中干し期間の延長にお取り組みください。
  4. J-クレジットの申請に必要な証憑類の提出と協力対価の受け取り
    • 申請に必要な営農データを申請・販売事業者に提出してください。
    • 申請・販売事業者が一括代行して、申請・販売したJ-クレジットの売却益の一部をお受け取りください。

受け取り金額の算出方法

J-クレジットの販売価格(創出金額)-申請・販売事業者の手数料(創出金額の20~30%)

※申請・販売事業者ごとに、算出方法・手数料率は異なります。
こちらのページ最後の事業者紹介依頼フォームよりご登録いただいた方限定で、具体的な比較情報をお送りいたします。

取り組み生産者様の声

北海道 ユナイテッド様
北海道ユナイテッド様
取組面積:40ha/2023年度(令和5年度)開始

中干しの生育・品質への影響は?

今まで中干し日数0日でしたが、中干しをしたことによって土中のガスが抜けて根が元気になったように感じました。
稲が青々として活力がみなぎるような感じがありました。
品質については良い効果の方があったような印象です。

J-クレジットの創出金額は?

120万円 +(販売額に応じたボーナス分)*

茨城県 いずみファーム様
茨城県いずみファーム様
取組面積:40ha/2023年度(令和5年度)開始

中干しの生育・品質への影響は?

昨年からの取り組みで比較対象がないのでなんとも言えないですが…中干し延長する前と収量は変わりませんでした。
今年改めて取り組んでみて、昨年と比べてどうだったのか評価をしていきたいと思っています。
今後の気候もどうなるのか分かりませんが、稲の様子を見ながら中干し延長は継続して実施していきたいと思います。

J-クレジットの創出金額は?

40万円 +(販売額に応じたボーナス分)*

※受け取り金額は、掲載額から申請・販売事業者の手数料を差し引いた金額になります

申請・販売事業者は3社から選べます

J-クレジットの申請・販売業務に係る契約は、生産者様と申請・販売事業者との間での契約となります。
下記の資料を参考に1社を選択し、事業者紹介依頼フォームの中でご回答ください。
※原則、申請・販売事業者との契約は8年間継続されます。

  • FAEGER
  • green carbon
  • 三菱商事

申請・販売事業者選びはご相談ください!

こちらのページの事業者紹介依頼フォームからお申し込み頂いた方限定で3社の手数料の比較情報をご案内いたします!ぜひ事業者選びの参考にご利用ください。

下記事業者紹介依頼フォーム内「申請・販売事業者」の項目で「検討中」を選択してください。

J-クレジット申請・販売事業者情報を受け取るチャンス!

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※事業者紹介依頼フォームに移動します

キャンペーンのご案内

アグリノート未登録の方・無料会員の方限定 J-クレジットキャンペーン アグリノート有料プラン加入+J-クレジットプロジェクトにご入会で1年間アグリノート利用料無料

アグリノートは、J-クレジットの取り組みにおいて記録の振り返りの際にお役立ていただけます。
本キャンペーンでは、申請・販売事業者の「水稲栽培における中干し期間の延長」によるJ-クレジットプロジェクトの紹介依頼を希望する方を対象に、アグリノートの有料プランを1年間無料でご提供いたします。

申込期限
申込資格

以下の2つの条件を満たす者

  • ・指定のフォーム送信時点でアグリノートの無料プランを利用している者
  • ・指定のフォームにて申請・販売事業者の紹介依頼を行う者

※2025年4月30日までに申請・販売事業者との契約締結(プロジェクト入会)を確認できなかった場合はキャンペーン適用が解除されますのでご注意ください

特典
アグリノートの有料プランを1年間無料(圃場・記録上限:無制限のLプラン相当)でご提供いたします。
申込方法
申請・販売事業者紹介依頼フォーム(「今すぐ無料で情報を受け取る」ボタン)より、現在ご利用中のアグリノート会員番号を入力の上、お申し込みください。
お申し込み後、弊社にて契約情報を確認し、キャンペーン適用したのち、メールにてご連絡いたします。
  • ※ 無料プラン利用中に有料プラン申込を行い、その利用料の支払前の方も対象となります。
  • ※ 有料プランを利用中の方は対象外です。
  • ※ 2025年3月31日までの有料プラン申込が条件となります。
  • ※ キャンペーン適用前に、ご利用者様にて利用料の支払が完了した場合は、申込無効となります。

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よくあるご質問

受け取り金額の算出方法を教えてください

受け取り金額は、下記の算出方法になります。
受け取り金額= J-クレジットの販売価格(創出金額) - 申請・販売事業者の手数料(創出金額の20~30%)
申請・販売事業者ごとに、算出方法・手数料率は異なります。
こちらのページ最後の事業者紹介依頼フォームよりご登録いただいた方限定で、具体的な比較情報をお送りいたします。

各申請販売事業者の価格・手数料について

こちらのページの事業者紹介依頼フォームからお申し込み頂いた方限定で3社の手数料の比較情報をご案内いたします。
事業者紹介依頼フォーム内の「申請・販売事業者」の項目で「検討中」を選択してください。

中干し延長によるコメの品質低下について

農業環境技術研究所から下記のような報告がございます。
「中干しを慣行の日数に対して一週間程度延長することで、平均 3%程度の減収が見られました。中干しの過度な延長には収量減が伴いますので注意してください。一方、多くの地点において中干しの延長によって慣行より登熟歩合が向上し、タンパク含量の低下が認められるなど、収穫したコメの品質の向上されたことが示されています。」※2

過去の中干し記録について

直近水稲2作分の中干し実施期間(中干し開始日、中干し終了日、中干し日数)の確認がとれることが必要です。
※例えば、令和4年に水稲、令和5年に大豆、令和6年に水稲の栽培をした場合、直近水稲2作分は令和4年の水稲と令和6年の水稲栽培を指します。
※アグリノート、またはその他の日報データ等の体系的な記録から過去の記録を確認できることを指します。
※過去に中干しそのものを実施していない(中干し期間が0日)場合でもご参加可能です。
※これまで中干しを実施しているものの記録がない場合は、まずは水稲2作分の中干し記録を取る必要があります。

プロジェクトの乗り換えについて

あるプロジェクトの参加後に別の事業者のプロジェクトへ乗り換える場合、ベースラインが引き上がる(中干しの延長期間が更に伸びる)可能性等があり、注意が必要です。
別の事業者のプロジェクトへ登録した日(詳細は以下*1)の2年前の日以降に行われた中干し延長が本制度の対象となります(2年前の日より前の中干し延長は本制度の対象となりません)。

尚、乗り換える前のプロジェクトにおいて認証を受けている場合、当該期間は乗り換え後のプロジェクトで設定する認証対象期間(詳細は以下*2)から控除されることとなります。

  • *1)プログラム型プロジェクトとして登録申請を行った日以降で削減活動実績報告リストに記載した入会申込日。
  • *2)プロジェクトにおいて、J-クレジットの認証を受けることができる期間。
    排出削減プロジェクトの認証対象期間の開始日は、プロジェクト登録の申請のあった日若しくはモニタリングが可能となった日のいずれか遅い日。
    認証対象期間の終了日は、方法論で別途定める場合を除き、原則として認証対象期間の開始日から8年を経過する日まで。

取り組みにあたっての注意点

  • J-クレジットの申請・販売業務に係る契約は、生産者様と申請・販売事業者との間での契約となります。
    当社(ウォーターセル株式会社)は、本募集を通じた申請・販売事業者のご紹介以降、生産者様がJ-クレジットに取り組むことに関して生じたいかなる事象にも責任を負いかねます。
  • 圃場によって中干し実施日数が異なる場合は、1筆単位で直近水稲2作分の平均値+7日以上の中干し延長が必要です。
    ※天候などにより延長を達成できなかったとしても、費用の請求などは発生しません。
    ※中干し延長を達成できた圃場面積分のみ、J-クレジットの申請対象となります(J-クレジットの創出を約束するものではありません)。
  • J-クレジット申請に必要なデータ等のご提供が必要です。
  • 「見える化」実証事業で中干し期間の延長に取り組んでいる場合は申請できません。※3

参考リンク集